間違ってアンインストールしちゃうとマズイやつとか、会社のPCにインストールした見つかるとヤバイやつとか、プログラムの一覧に表示させたくないアプリケーションがあると思います。
そんなオモテに出したくないアプリケーションを秘匿しておくための方法を、こっそりご紹介します。
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アプリケーション一覧から削除する手順
アプリケーション一覧に表示させないためには、Windowsのレジストリから情報を消し飛ばしてしまえばいいのです。
何言ってるのかさっぱりだよ、という方も安心してください。
これから画像を交えてしっかりと解説していきますね。
使用するのは、Windows標準で入っている「レジストリエディター」。
プログラムとファイルの検索、もしくはCortanaさんで「regedit.exe」と検索すれば出てきますよ。
これを右クリックして、「管理者として」実行しましょう。
ポップしてくるユーザーアカウント制御の確認ダイアログで[はい]をクリックして、レジストリエディターを起動します。
立ち上がったレジストリエディターの左側のツリーから、以下の階層を探してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall
この階層下にレジストリに登録されたアプリケーションがずらっと並んでいるので、ここから該当のアプリケーションを探します。
意味不明な文字列だったりしますが、選択してあげると右側に詳細が表示されるので、根気強く探してみましょう。
アプリケーションを見つけたら、[右クリック] -> [削除]を選択します。
このキーとサブキーをすべて完全に削除しますか?の確認で、[はい]を選択すればレジストリから削除されます。
あとで元に戻したい時
本当にアンインストールしたくなった時、プログラムの一覧に表示されていないと戸惑ってしまいますよね。
そんな時に、一覧に再度表示できるようにする方法を解説しますね。
復元用ファイル作成
削除する前に、[右クリック] ->[エクスポート]で復元用のファイルを吐き出します。
あとで自分で分かるような名前で保存しておきましょう。
元に戻す
元に戻すには、上の手順でエクスポートした復元用のファイル(拡張子.reg)をダブルクリックで実行するだけでOKです。
ユーザーアカウント制御のダイアログが出るので、[はい]を選択して許可してあげましょう。
さらに続けて確認のダイアログが出てきますので、[はい]をクリックして続行します。
正常に実行されると、以下のようなメッセージが出て、プログラムの一覧から該当のアプリケーションが取り除かれます。
当然ですが、レジストリ情報から消えているだけでアンインストールをしたわけではないので、アプリケーション自体はコンピュータ内にしっかりと残っていますよ。
注意点
この方法はWindowsのレジストリを直接書き換える作業なので、色々と不具合が生じる危険性があります。
例えば、すでにアンインストールしているアプリケーションのregファイルを実行した場合、実際には存在しないアプリケーションがプログラムの一覧に表示されてしまったりします。
まぁ普通にアンインストールしようとすれば消せるのですけど、ちょっと気持ち悪いですよね……。
やはり何かしら問題が起きてしまう危険性がないわけではないので、少しでも異常を感じたら元に戻しておくことをおすすめします。