なんやかんやあって、ファイルの作成日や更新日を捏造操作したい時に使えるWindows PowerShellのコマンドです。
悪いことに使っちゃダメだぞ!
この記事のコンテンツ
PowerShellでアイテムプロパティを書き換える
ファイルの作成日や更新日などは、アイテムプロパティと呼ばれる情報として記録されています。
PowerShellを使ってこれらの情報を書き換えてやれば、意外と容易く偽装できてしまうんです。
アイテムプロパティは、そのファイルの様々な属性と値が内包されていて、その中から作成日や更新日などの属性を指定して書き換えてあげる必要があります。
属性ごとにコマンドが異なりますので、それぞれ見ていきましょう。
作成日時の値を変更する
「作成日時」の属性は、文字通りそのファイルが作成された日時を示します。
作成日時の値を書き換えるPowerShellコマンドはこんな感じ。
Set-ItemProperty (ファイル名) -Name CreationTime -Value "2019/01/01 12:00:00"
アクセス日時の値を変更する
「アクセス日時」の属性は、そのファイルに最後にアクセスした日時を示します。
お気付きかもしれませんが、作成日時ではCreationTimeとなっていた部分をLastAccessTimeに置き換えているだけです。
日本語に直すとこの部分がまんま属性を表していることがわかりますね。
Set-ItemProperty (ファイル名) -Name LastAccessTime -Value "2019/01/01 12:00:00"
更新日時の値を変更する
「更新日時」の属性は、そのファイルを最後に更新した(上書き保存した)日時を示します。
ここでも例によって属性部分を置き換えて記述します。
更新日時は「LastWriteTime」となります。
Set-ItemProperty (ファイル名) -Name LastWriteTime -Value "2019/01/01 12:00:00"
さいごに
どこまで需要があるかわかりませんが、基本的なファイル操作ということでご紹介しました!