ある時から、MacのGoogle Chromeでブラウジングをしている時に限って「一部の」文字のフォントが壊れてしまう現象に遭遇しました。
ブラウザーの設定でフォントを指定してやると改善されたのですが、やはり根本的な解決を図りたいもの。
そんな時、フォントキャッシュのクリアを実行したら無事解決できましたので、その方法を残しておきます。
この記事のコンテンツ
特定の文字の表示がおかしくなったらフォントキャッシュをクリアしてみよう
フォントキャッシュとは、文字通りフォントの情報をキャッシュしておく機能のことです。
コヤツが何かしらの悪さをしていると、文字の描画に影響が出てしまうことがあるということですね。
フォントキャッシュをクリアするには二つの方法がありますので、それぞれ手順を解説しますね。
セーフブートを利用してフォントキャッシュを削除する
Mac OSのセーフブートを利用した方法になります。
セーフブートで起動すると、フォントキャッシュやアイコンキャッシュなど、様々なキャッシュを破棄してくれます。
OSのメンテナンスにもなりますので、定期的に実行してみるといいでしょう。
-
Shiftキーを押しながらMacを起動すると、セーフブートで起動します。
-
起動を確認したら、メニューバーから再起動させましょう。
-
通常モード(何もキーを押さない状態)で起動させたら完了です。
これだけでOK。
もう一つの方法は、ターミナルを利用するもの。
黒画面アレルギーの方にはおすすめできませんので、まずはセーフブートを活用してみてください。
ターミナルのコマンドでフォントキャッシュを削除する
Mac純正のアプリ「ターミナル」を利用して、コマンド一発でフォントキャッシュをクリアしてみましょう。
アプリの検索で「ターミナル」と入力すれば出てくるはずです。
現れた黒画面で、以下のコマンドを入力します。
$ sudo atsutil databases -removeUser
そのままリターンキーを叩けば終了です。
再起動などの手間がない分こちらの方がお手軽ではありますが、なんとなく怖い方はやはりセーフブートの方法をおすすめします。
さいごに
この記事では、フォントキャッシュが原因での文字描画の異常を解決する方法をご紹介しました。
僕はターミナルのコマンドを実行したら直りましたが、これでも解決しない場合は他に原因があるのかもしれません。
今のところそういった現象には遭遇していないので、この先もしそんな状況になったらまた記事にしてみたいと思います。