格安SIMならmineoっしょ!
とか言ってましたけど、実はmineoにする前は楽天モバイルと契約していました。
当時、楽天モバイルからmineoに乗り換えた理由はただ一つ、mineoはau回線が使えたから。
今では楽天モバイルでもau回線が選べるようになっています!
中古で出回っていたスマホ(通称白ROM)はdocomo、au、SoftBankの3キャリアのものがほとんどでした。
その中でもauで契約・販売されたスマホは他社のものに比べて安く手に入れることができたんです。
安いau端末を買ったら、docomo回線しかなかった楽天モバイルが使えなくなったんだね。
でも完全にSIMフリーなスマホを手に入れたので、楽天モバイルに再び乗り換えることにしました。
最近ではSIMフリースマホも普及していますし、3キャリアで入手した端末のSIMロック解除もできるようになりましたからね。
ここまでくるとmineoの「3キャリアの回線全てを備えている」メリットは薄くなってきたのではないでしょうか?
逆に楽天モバイルに乗り換えたことによって、普段から楽天市場を使い倒している僕には多大な恩恵がありました。
この記事では、楽天モバイル→mineo→楽天モバイルと乗り換えた僕が、楽天モバイルの魅力をご紹介します!
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楽天モバイルだけの魅力
楽天モバイルは、楽天市場でおなじみの楽天グループが運営するMVNO(格安SIM)です。
そんな楽天モバイルは、楽天グループだからこその強みが最大の武器といっても過言ではないでしょう。
具体的には
- 回線利用で楽天ポイントが貯まる
- 回線利用料を楽天ポイントで払える
- 契約しているとSPU(楽天市場のポイントばら撒き制度)の対象になる
といった具合でしょうか。
普段から楽天市場をよく利用するユーザーさんなら、圧倒的にお得になるのが楽天モバイルです。
それぞれ掘り下げてみますね。
回線利用で楽天ポイントが貯まる・使える
楽天グループでは様々なサービスが展開されていますが、どこでも共通なのが「楽天ポイントが貯まる・使える」でしょう。
楽天モバイルも例外ではなく、毎月の料金に対してしっかりとポイントが付くのです。
通常のお買い物と同じように、利用料金100円あたり1ポイント換算で貯まりますので、意外とバカになりません。
しかもこのポイント、楽天会員ランクのランクアップ対象になるんです!
楽天会員ランクは、ランクアップ対象のポイント獲得数・獲得回数によって変動していきます。
ランクアップ対象のポイント獲得回数が多いほど、高位のランクがキープしやすくなりますので、楽天ユーザーにとってはうれしいですよね。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象になる
SPU(スーパーポイントアップ)プログラムとは、楽天市場でお買い物をした時に付与されるポイントを大幅に引き上げる仕組みのことを指します。
楽天市場のユーザーさんなら聞き覚えのある名前かもしれませんね。
楽天モバイルは、契約しているとSPUとして楽天市場でのお買い物に、なんと通常よりポイントが2%も多く付与されます。
正直ここが楽天モバイルの1番の目玉であり、契約するなら一番重視するべきポイントです!
たかが2%と思われる方もいらっしゃるでしょうが、他のSPUと併用するといともたやすく10%に達したりするのです。
もはやAmazonよりお得に買うのも難しくない!
具体的な例として楽天市場で10,000円のお買い物をすると、通常のポイント1%に加えて楽天モバイルの2%が追加されて300円相当の楽天ポイントが付きます。
決済に楽天カードを使っているとさらに2%が追加され、それだけでも5%で500ポイントに!
このポイントがあればちょっと贅沢なランチを食べたり、欲しかったアイテムを買ってみたり、楽天モバイルの利用料に充ててさらにお得に使ったり、まさに何でもできちゃうんです。
楽天モバイルのボーナスポイントでスマホ代が実質無料になるかも?
僕はこのSPUやお買い物マラソンなどをフル活用することで、トータルで80万ポイント以上の楽天ポイントを獲得しています。
本当にざくざく貯まりますよ!
格安SIM業界でシェアNo. 1
日本企業の大手である楽天ということもあり、圧倒的信用、さらには上記の魅力も相まって、楽天モバイルは「格安SIM業界」でシェアNo. 1を誇っています。
競争の激しい業界の中でも、やはり地盤の強さが武器になったんでしょうね!
それでは楽天モバイル独自の強みをおさえた上で、料金プランを見てみましょう。
楽天モバイルの料金プラン
楽天モバイルの料金プランは比較的シンプルです。
まずは下の表をご覧ください。
通話SIM | データSIM (SMSあり) | データSIM (SMSなし) | |
ベーシックプラン | 1,250円 | 645円 | 525円 |
3.1GBプラン | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GBプラン | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GBプラン | 2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
20GBプラン | 4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
30GBプラン | 6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |
MVNOとしては料金プランは高すぎず、安すぎない「平凡」な印象を受けます。
ちなみにデータSIMというのは、通話のできないネット回線利用専門の契約のことですよ。
次に通話料。
docomo/au共通 | |
通話料 | 20円/30秒 |
通話料 楽天でんわアプリ | 10円/30秒 |
よくある「最初の数分は無料」とか、月あたりの無料通話分といった概念はありません。
かけたらかけた分だけ請求されるので注意が必要です。
mineoとの料金の比較
続いてmineoの料金プランと比較してみます。
楽天モバイルの方が良さそうな部分は太字にしています。
カッコ内は楽天モバイルの参考値です。
通話SIM (docomo) | 通話SIM (au) | データSIM (docomo/au) | |
500MB | 1,400円 | 1,310円 | 700円 |
3GB (3.1GB) | 1,600円 | 1,510円 | 900円 |
6GB | 2,280円 | 2,190円 | 1,580円 |
10GB | 3,220円 (2,960円) | 3,130円 (2,960円) | 2,520円 (2,260円) |
20GB | 4,680円 | 4,590円 | 3,980円 |
30GB | 6,600円 (6,150円) | 6,510円 (6,150円) | 5,900円 (5,450円) |
mineoはau回線の方が若干安めの設定なんだね。
例えばmineoのdocomo回線3GBプランを楽天モバイルと比較した時に、料金自体は同じ1,600円ですが、楽天モバイルは高速通信容量が3.1GBと、若干多く設定されていますね。
続いて通話料です。
docomo/au/softbank共通 | |
通話料 | 20円/30秒 |
通話料 mineoでんわアプリ | 10円/30秒 |
国内での通話料は専用アプリを使えば30秒あたり10円とどちらも同じですね。
この比較からもわかるように、楽天モバイルは3.1GBプランで運用するのがコストパフォーマンスが良さそうです。
僕も通話SIMの3.1GBプランで契約しています!
純粋な比較はできませんが、ベーシックプランという高速通信容量を持たないプランは圧倒的に安く、Wi-Fiのない環境でそこまで通信しないといった運用ならオススメですよ。
楽天モバイルで大人気のプラン「スーパーホーダイ」
上記のプランは「格安SIMらしい」料金設定とシステムでしたが、楽天モバイルにはもうひとつプランがあります。
楽天モバイルが公表しているデータによれば、およそ8割のユーザーが選んでいるという「スーパーホーダイ」です。
こちらは「格安SIM」の中でもUQモバイルやY!mobileのようなややお高めの位置付け。
そのぶん、サービスの質も上記のものより良くなっています。
高速通信容量 | 基本料金 | |
プランS | 2GB | 2,980円 |
プランM | 6GB | 3,980円 |
プランL | 14GB | 5,980円 |
プランLL | 24GB | 6,980円 |
単純にこれだけだと、割高に見えてしまいますね。
ここでチェックしたいポイントが下記の2点。
- 高速通信容量を使い切っても速い
- 国内での通話がかけ始めてから10分間無料
高速通信容量を使い切ってしまうと、大抵のMVNOでは最大128kbps程度の速度でしか通信できなくなってしまいます。
ネットも全然表示されなくてイライラ……。
それが楽天モバイルのスーパーホーダイプランだと、なんと最大1Mbpsの高速で通信し続けることができるんです。
YouTubeくらいなら余裕で観れるね!
外出先でデカいアプリダウンロードとかしないなら充分すぎる!
そして短い通話をよくするユーザーさんなら必須の「国内通話かけ放題」の必殺オプション。
楽天でんわアプリで電話をかけ始めてから10分間、何度でも無料で通話ができる魔法のプランです!
最近ではLINEをはじめ、無料通話できるアプリが増えていますが、ビジネスシーンなどではまだまだ電話が必要な場面も多いですからね。
さらにもうひとつ、スーパーホーダイプランは割引も充実していて、条件を満たせば基本料金から最大2,000円も安く使えるんです!
- 楽天会員なら2年間500円引き
- プラチナ会員以上なら1年間500円引き
- 最低利用3年で2年間1,000円引き
- 最低利用2年で2年間500円引き
例えば楽天プラチナ会員かつ、最低利用3年(割引が最大限適用されるケース)でSプランを契約すると、料金は次の表のようになります。
1年目 | 2年目 | 3年目以降 | |
基本料金 | 2,980円 | 2,980円 | 2,980円 |
楽天会員割 | -1,000円 | -500円 | 割引なし |
長期割 | -1,000円 | -1,000円 | 割引なし |
支払額 | 980円 | 1,480円 | 2,980円 |
しかも開通初月だけはM・L・LLでもSプランと同じ料金で済むので、最初にLLプランに申し込んで初月にプラン変更を申し込んでSプランに変更、みたいな荒技をすれば、高速通信も大量にゲットできてお得です!
がっつり電話も通信もしたいなら、スーパーホーダイが圧倒的にオススメ!
なぜmineoに魅力を感じなくなったのか
mineoには高速通信容量を預けたり引き出したりして他のユーザーと共有できる「フリータンク」という仕組みがあります。
これはmineoが独自の強みとしてアピールしている部分で、実際にお世話になったこともあります。
あ、ちょっと今月足りないかも……って時にはすごく助かるんだよね。
非常に魅力的なはずのフリータンクも、僕のように神経質な人は気になってしまうポイントも……。
mineoの一部ユーザーのマナーの悪さが見過ごせない
というのもフリータンクはその性質上、ユーザー同士の譲り合いの気持ちの上で成り立っているものです。
「今月足りないからちょっともらおう」となったら、余裕のある月に「あの時のを返そうかな」という気持ちにならなければ基本的には成立しません。
そんな中、当然のように毎月引き出せる上限まで持っていき、一切戻すことのないユーザーも存在しています。
引き出す時のコメントも「もらいます」だけとかね……。
みんなで共用している貯金を一方的に使うだけ、みたいな人はどうなのかなぁ。
まぁ規約で禁止されたりしてないし、使い方はユーザー次第なんですけどね。
ちょっといい気持ちがしなかったのもあって、すぐにフリータンクは使わなくなりました。
mineoにメリットを見出せない
冒頭でも触れた通り、SIMフリー化が進んだ今、3キャリアの回線が揃っていることはもはやメリットとは呼べません。
そのうえフリータンクも活用しないとなれば、僕の中ではmineoを利用する理由は全くなくなってしまったのです。
もちろん、mineoが独自に展開しているユーザー同士のコミュニティなどに魅力を感じる方であればそちらを選んで間違いは無いのですが……。
さいごに
最後は少しネガティブな内容になってしまいましたが、やっぱり乗り換えるうえで決め手になったのは楽天モバイルの恩恵が大きいことにあります。
特に楽天市場のヘビーユーザーであるなら、もはやサブ回線として楽天モバイルを契約するレベルでメリットがあるかもしれませんよ。
毎月6万円以上の買い物があるなら、サブ回線として持っていてるだけでもペイできてしまいますからね!
mineoも脱3キャリアしたばかりなら決して悪くはないはずなので、よく比較して良い格安SIMライフを送ってくださいね。