あなたはベッドサイド、物を置きすぎてゴチャゴチャしてませんか?
僕はあまり物を置かないんですが、どうしても置いておきたいアイテムが
- スマホ
- 充電器
- 目覚まし時計
と3つあります。
寝覚めが悪いので目覚まし時計は必須だし、毎日仕事に持ち出すためにスマホと充電器もマストです。
これでも最低限のアイテムだとは思ってますが、やっぱり並べて置いておくとちょっと邪魔だなって時があったりします。
これらを1つにまとめてくれる、省スペースに貢献してくれそうな目覚まし時計を購入してみたので、使用感をお届けします。
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ありそうでなかった機能性
今回購入した目覚まし時計、Amazonで見つけた中国製のFomobestというよくわからないブランドの製品。
製品名すらよくわからないので、「この目覚まし時計」で呼び方を統一します。
この目覚まし時計の最大の特徴は、天面にQi規格のワイヤレス充電機能を備えていること。
これでもかってくらい分かりやすく目印がついていますね。
デッドスペースになりがちな「目覚まし時計の上」という空間を、だれしも自然と近くに置くであろうスマホの充電用スペースにしてしまう発想。
この発想が、今までありそうでなかったものですよね。
最近の中華製品はイノベーティブなものが多いです。
スマホの置き場所になる
Qiワイヤレス充電機としての機能を備えているので、就寝時などはこの目覚まし時計の上にスマホを置くことになるかと思います。
僕はiPhone XRを使っているのですが、この目覚まし時計の上に置くと縦横サイズが同じくらいなのでスッキリと収まってくれて気持ちがいいです。
ちなみに高さは70mmでした。
今までは定位置がイマイチ定まっていなかったスマホも、この目覚まし時計の上に置く習慣がついたことで、ようやく定位置を獲得しました。
朝はスマホを手に取り、アラームを止めてベッドから降りる。
そんな流れが自然とできあがってきます。
デザインはシンプルでおしゃれ
外観は値段のわりに安っぽさを感じさせない仕上がりになっています。
時刻表示が消灯していれば木目調の四角いハコに見えるので、ナチュラルなインテリアに自然と溶け込みます。
目覚まし時計としてだけでなくオブジェとしてもいい感じに映えてくれるので、シンプルテイストのお部屋にもオススメです。
起床時に目に入るオフホワイトのオブジェは、目覚めに清涼感を演出してくれそうですね。
就寝時に眩しすぎない心配り
文字盤というか時刻表示のLEDは明るさを3段階で設定できますが、最低レベルでも就寝時にはちょっと眩しいくらいです。
しかしそれを解消する手段は用意されていました。
静かになると消灯する機能があり、これをONにしておくと一定のdB以上の騒音があった時だけ時刻表示を点灯してくれるようになるのです。
設定ですぐに切り替えられるので、就寝時の明るさが気にならない方は常時表示しておけばいつでも時間が確認できますね。
雑さが目立つチープな部分も
なかなかの質感、斬新なアイデアと面白いコンセプトの製品ですが、残念ながらちょっと惜しいな、と思うポイントもありました。
この手の製品に完璧を求めてはいけませんが、購入してがっかりした……とならないためにも押さえておくべきポイントとしてお伝えしておきます。
音が安っぽい
この製品を「目覚まし時計」としてみた時に、どうなの?となる部分ですね。
スマホを上に乗せ、アラームをセットして就寝。
翌朝はけたたましく鳴り響く音割れ気味の電子音で目覚めることに。
もう少し上品な音が出せないのかなぁ。
音量のコントロールはあるものの、かなりざっくりとしか設定できないので、耳障りに感じる人もいるかもしれませんね。
逆に目覚ましとしては優秀と考えることもできるのでしょうか。
設定がちょっと分かりづらい
もうひとつは設定の分かりづらさ。
これは中国製品全般に言えることでもあります。
マニュアルが怪しげな日本語で書かれているのもありますが、それ以上に説明書の内容が不十分なので、とにかく触って確かめてみるしかありません。
幸いそこまで多機能じゃないので、ちょっといじっていたら何となくは理解できるようになりましたが……。
総評
数日間使ってみて素直に感じたことは、購入するなら「目覚まし時計としても使えるワイヤレス充電器」と思って検討した方がいいということ。
逆に「スタイリッシュな時計型のインテリア」を重視する方にはぜひ試してもらいたい商品でもあります。
ワイヤレス充電器としてみれば充電速度もそこそこ早いですし、値段も比較的リーズナブルです。
これだけでも買ってみる価値はありそう。
ちょっと残念に思う部分もありましたが、このあたりは「こういう挑戦的なコンセプトの製品に対する投資」とみなせるかどうかで感じ方が変わってきそうですよね。
将来的にもっと完成度の高い製品が生まれてくれるといいな。
「長く使える完成された製品が欲しい」と思うのなら、このカテゴリーが熟成されて、信頼のおけるメーカーから発売されるその時まで待つべきかもしれません。
僕は面白いコンセプトの製品が大好きなので、この手の製品にはガンガン投資していきたいと思っています。