冬場は寒くて何もしたくない!でもエアコンは電気代高いし……。そんなアナタ、日本人には最強の暖房器具がありますよ!
コタツ。
テーブルにお布団を掛けるという暴挙。古の日本人の神がかった発想により生まれてしまった究極の怠惰グッズ。
そんなコタツが近年様々な進化を遂げ、ヒーターの種類も多岐にわたり開発されてきました。
今話題なのはフラットヒーター式コタツ。なんでも、かなりスタイリッシュでエコだと噂だったので、ニトリへ直行し、買ってしまいました。
では、これまでのコタツと一体何が違うのか、どんなメリット・デメリットがあるのかを紹介します!
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ヒーターの方式の違い
こたつを温めるための心臓部分、ヒーターには大きく分けて石英管ヒーターとフラットヒーターの2種類があります。さらに細分化するとコルチェやハロゲンなどがありますが、これらも石英管のバリエーションですね。
石英管の中にコイルやガスなどを封入して、遠赤外線で温める。
内部に張り巡らされた電熱線を発熱させて温める。
フラットヒーターのメリット
石英管のヒーターユニットと比較して、フラットヒーターが優れている点を紹介します。
- ヒーターユニットが薄型なので、コタツ内の空間が広く使える
- コタツ内がムラなく均等に温まる
- 消費電力が少なく、家計にやさしい
- 電熱線がポリエステル製の布で覆われているので直に触っても安心
- コタツ布団を取り除いても違和感なくテーブルとして使える
- 従来のコタツ特有の音やにおいがない
消費電力に関しては、サーモスタット機能付きの石英管ヒーター式コタツで1時間あたり約2円程度と言われています。
我が家で使っているフラットヒーター式コタツは1時間あたり1.2円程度ですので、4割くらい少なくて済んでいるようですね。
フラットヒーターのデメリット
メリットを見ると「もう石英管のヒーターユニットは絶滅してしまうんじゃない?」と思ってしまいそうですが、さすがにそうはいかないようです。
- じわじわと温めるため、即暖性で劣る
- 全体的にややパワー不足を感じることも
- こたつ自体の価格がやや高い
遠赤外線でポカポカ~な石英管ヒーターに比べ、やはりパワーは劣ってしまいがちですね。省エネとのトレードオフと考えると仕方のない部分でもあります。
まとめ
メリットデメリットを紹介しましたが、僕個人としてはやっぱりメリットの方が圧倒的に強いのでフラットヒーター式のコタツを全力で推したいです!
やっぱりそれでも、「コタツは窮屈で足をぶつけながら部分的に熱々なのを楽しむもんだぜ!」って方も一定数いらっしゃると思います。そんな古き良き日本の血を強く持った方には従来通りの石英管ヒーター式コタツが合っていると思いますので、購入の際には自分がどちらを求めているかしっかりと見極めて下さいね。