Surface Pro 2017年モデル(Pro5)でクリスタを使いたい。
でもMicrosoft純正のSurfacePenは10,000円以上して手が出せないので、代わりに使えそうなペンを買ってみました。
正直ダメ元で購入しましたが、意外と満足できる品質だったので簡単なレビューをお届けします!
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開封してみる
最近この手の商品ではありがちな箱で登場。
裏面には同梱物や仕様がズラリと書かれています。
箱を開けてみると、Thank Youカードと簡易説明書がお目見えです。
少し怪しげな日本語が書かれたThankYouカード。
説明書は日本語表記&裏面は英語のみ。
質感はなかなかイイ感じ
さらっとした金属質なボディで剛性もあり、ヘンな段差や隙間もなくて高品質な雰囲気ですね。
少なくとも安物の中華製品感はありませんでした。
替え芯は2種類
箱のスミに、ソフト/ハードの替え芯2本が入っています。
同梱されているペン先抜きでスッと交換できるので、好みで変えてみるといいでしょう。
僕は標準の芯が一番好みでした!
ペン先を抜くときに気をつけないと、芯がえぐれてしまうので注意してくださいね。
僕はさっそくやらかしました(笑)
先の方が少しささくれてるのが分かるでしょうか?
様々な機種に対応
MPP搭載のWindows端末に対応しているので、数多くの機種に対応しています。
対応機種 | Surface Pro(2017) Surface Pro4 Surface Pro3 Surface 3 Surface Book Surface laptop Surface Studio Sony VAIO Duo 13 Sony VAIO Duo 11 Asus Transformer3 シリーズ HP Spectre x360(2017) など |
Surfaceシリーズだけでなく、VAIOやSpectreシリーズでも使えるのでそこそこの汎用性があるのでは。
ちなみにWindows用なので当然ですが、Androidのスマホやタブレット、iPhone、iPadでは一切反応しませんでした。
CiscleはAndroidやiOSで使えるスタイラスも販売しているので、間違えて買ってしまわないように気を付けましょう。
実際に使ってみた感じ
Bluetoothのペアリングや専用のドライバーも必要なく、電池を入れたらすぐに使えるようになりました。
地味だけど便利なところですね!
ちなみにペン先方向がプラス端子ですよ!
筆圧を調整したい時だけ設定しておきましょう。
ほどよい重量感
電池内蔵型のボディなのでそこそこの重量がありますが、手に持った瞬間に重いなーと感じるほどではなく、しっくりくる感覚があります。
長時間の利用にも、それほど手の負担にはなっていません。
イメージ的には高級ボールペンや万年筆のそれと同じくらいの感覚で持っていられます。
この重量感のおかげで安定して描けるので、個人的には◎でした。
筆圧検知はバッチリ
スペック的には4096段の筆圧に対応しているとのことですが、実際のところプロでもなければそこまでの違いはわからないと思います。
「弱く描いた線」と「強く描いた線」がなんとなくわかるレベルなら僕の用途には必要十分でした。
電池はちょっとだけ厄介
AAAAバッテリー(単6サイズ)という、ちょっと特殊な電池を使わないと動きません。
SurfacePenも単6電池仕様なので、そこはまぁスタイラスってそんな感じなのかなぁ。
日本のメーカーは製造していない規格で、国内の店舗では手に入れるのが難しいかもしれません。
Amazonなどのオンラインショップなら取り扱っていますので、一緒に購入しておくといいですね。
公式いわく1000時間ほど持つらしいので、そこまで頻繁には必要ないのかな?
補正無しではジッターが出る
ペイントソフトなどの手ブレ補正がないと、少しジッターが出てしまいました。
下の画像はOneNoteでのテストですが、これだけ見ると結構心配になりますねw
クリスタで使っている限りでは、製図もイラストも問題なくこなせています。
総評
ジッターはOneNoteでテストしたもので、クリスタでは手ブレ補正が効くのでほとんど影響ないレベルです。
その他には特に気になる点もなく、SurfacePenの半額以下で入手できたことを考えると大満足でした。
Surface Proを液タブとして利用を考えているのであれば、選択肢の一つにしてもいい製品だと思います!