WordPressのパーマリンクを自由に変更できるようにするプラグイン「Custom Permalinks」を利用している環境で、SANGOサポーターの機能のひとつ「カスタムフロントページ」が正常に動作しない現象が確認されています。
このページでは、Custom Permalinksとカスタムフロントページを共存させる方法をご紹介します。
固定ページの削除
SANGOサポーターの解説ページをご覧になり、すでにフロント用の固定ページ「kojika-home」を作成してしまった方は、次の手順で固定ページの削除をして下さい。
まだ「kojika-home」を作成していない場合、こちらの手順は不要です。
固定ページ「koijka-home」をゴミ箱へ移動
ゴミ箱を開く
固定ページ「kojika-home」を完全に削除
固定ページの作成
ここからは新規に固定ページを作成します。
以下の手順に従って作業を進めて下さい。
管理メニューの「固定ページ」->「新規追加」に移動します。
まだ固定ページは公開しないで下さい。
固定ページ作成画面右上の「表示オプション」タブを開きましょう。
開いた表示オプションの中から「スラッグ」のチェックボックスを探してチェックを入れます。
エディター下部に出現するスラッグのテキストボックスに「kojika-home」と入力して下さい。
「HOME」など、わかりやすいタイトルをつけて固定ページを公開します。
以上で固定ページの作成は完了です。
以降の作業は解説ページ「フロントページ実装の手順」のSTEP.2よりご覧下さい。
現象と原因
固定ページ新規作成より、スラッグを未入力のまま公開(下書き保存等含む)してしまうと、パーマリンク設定に則りWordPressが自動的にスラッグを決定してしまいます。
その後、固定ページのパーマリンクを書き換える際に「Custom Permalinks」が有効になっていると、固定ページの元のスラッグはWordPressが自動で決定したまま、新しいパーマリンクへリダイレクトする形で「Custom Permalinks」の管理下に置かれてしまうようです。
そのため「カスタムフロントページは有効です」のメッセージが出現せず、フロントページに指定してアクセスすると「Custom Permalinks」の内部関数と「SANGOサポーター」のテンプレート読み込みメソッドが衝突し、リダイレクトループが発生します。
フロント用の固定ページが「Custom Permalinks」の管理下に置かれなければ問題は発生しませんので、当記事で作成方法をご紹介しました。