子供ができてもスポーツカーを降りたくない!
スポ車好きの方ならきっと誰しも思うことでしょう。
でも実際問題、大抵のスポ車は快適性も実用性も皆無だし、子供にもパートナーにも負担になってしまう事は間違いないですよね……。
僕は幸いなことに妻の理解もあり、スバルBRZを維持したまま子供の1歳の誕生日を迎えることができました。
せめて子育てには極力支障のないような装備を整えたいと思い、色々購入した時の経験を踏まえて86/BRZに積めるベビーカーのサイズ基準等をシェアします。
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86/BRZの荷室は意外と広いけど……
まず86/BRZの大きな特徴として、ラゲッジスペースが意外と広いです。
この車種のセールスポイントでもある通り、タイヤは4本積めますし、ゴルフバッグも2つ載せられます。
これだけ広ければ、あまり大型のベビーカーでもなければ条件はクリアできそうな気がしてきますね。
しかし横幅と奥行きのスペックだけでベビーカーを選んでしまってはいけません。
特にチャイルドシートも積もうと考えると、後部座席を倒してスペースを広げるのは事実上不可能と考えておいたほうがいいでしょう。
以下の注意点をしっかりと意識して、最適なベビーカーを選びましょう!
86/BRZの荷室は高さがない
横幅、奥行きは意外とゆとりのある86/BRZですが、実は注意すべき点として高さにあまり余裕がありません。
横幅と奥行き的には入るはずなのに、高さが足りなくて積めなかった……なんてケースは結構多いかもしれません。
ベビーカー本体が小型軽量タイプでも、タイヤの径が大きいと載せられない可能性が高いです。
メチャカルシリーズはこの点でアウトでした!
86/BRZの荷室は入口が狭い
第二に注意するべきは、86/BRZのラゲッジスペースの入口の狭さです。
横幅、奥行きをクリアしていて、高さも大丈夫!と安心してしまうと、この「入口の狭さ」にやられてしまう危険性があります。
実際の横幅よりかなり狭くなっていますので、必然的にベビーカーを斜めに入れていく必要がでてきます。
高さがギリギリの物を選ぶと、斜めに入れた時につっかえてしまって入らない……なんてことになってしまうかも。
実際どのくらいのサイズがいい感じなのか
ここまで色々書いていると「かなり小さいモデルじゃないと入らないんじゃない?」と思ってしまいますよね。
あまりコンパクトすぎるベビーカーだと、新生児への振動や衝撃が心配になってきます。
その辺りもしっかりしたつくりのが欲しいなぁ……。
理想は86/BRZのラゲッジに少し余裕をもって収まり、かつ新生児でも安心して使えて持ち運びもできる軽さのベビーカー。
ベビーザらスに突撃し、店員さんに許可をいただいて、展示品を手当たり次第ラゲッジに突っ込んでチェックしてみました。
店員さん本当にありがとうございました!
結果、もっとも理想に近いベビーカー(2018年当時)はアップリカのラクーナ ビッテでした。
ラクーナ ビッテの公式サイズ
畳んだ時 | W460×D335×H875~980(mm) |
開いた時 | W460×D850~985×H965~1100(mm) |
ラクーナ ビッテを86/BRZのラゲッジに収めたところ
見ての通り、すごくいい感じに収まっています。
出し入れする時も角度を少し調整する必要はありますが、このくらいのサイズ感であれば基本的にはノンストレスですよ。
僕が購入した当時ではこのラクーナ ビッテがいい感じでしたが、今はラクーナシリーズにも新モデルが色々と出ているようですね。
同じシリーズでも確実にラゲッジに収まる寸法であるかは保証できませんので、必ず公式サイトなどでスペックを確認して、できれば実際にお店に足を運んで直接確認するのが確実かなぁと思います。
さいごに
以上、スポーツカーの86/BRZに積めるベビーカーのサイズ参考でした。
子育てと趣味のクルマの維持は修羅の道ではありますが、せっかくこだわって育ててきた愛車も共存できるよう工夫しながらどちらも楽しんでいきたいですね。
ちなみに86/BRZは新生児から使えるチャイルドシートも載せられるものはありますので、いずれご紹介したいと思います。