この記事は、WordPressでブログを始めて、パーマリンク構造をどうしたらいいか分からない方を対象に書いています。
パーマリンクとかよくわからないから適当にカテゴリー含めとこ……とか思っているそこのあなた、要注意ですよ!
カテゴリーを含めることによるリスクと、それを回避できる理想のパーマリンク構造をご紹介します。
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パーマリンク構造にカテゴリーが含まれていると何が悪いのか
僕も開設当初にやらかした体験談です。
パーマリンクって、ぱっと見てどんな記事かわかりやすい方がいいって言うじゃないですか。
だから何も知らない初心者だった僕は、カテゴリー含めとけばめっちゃわかりやすいやんけ!とか思ってたんですよ。
こんな状態ね
http://hogehoge.com/%postname%/%category%/
ブログを充実させたい一心で記事を書いて投稿して、だんだんと検索流入が増えてくると、ブログ構造とかを変えてみたらもっといい影響があるのでは?なんて考え始めますよね。
そうなってくるとカテゴリー構造とかを意識し始めるわけです。
子カテゴリーとかを使いこなしているとサイトマップもカッコよくなりますからね。
で、こんな構造がいいな!と考えてカテゴリー構造を変更してみて、ちょっと満足。
しばらくして、アクセス解析を見て愕然とするのです。
検索エンジンからのアクセスが激減していることに。
検索ユーザーの霊圧が……消えた……!?
それもそのはず、考えてみれば理由はすごく簡単なんです。
パーマリンク設定にカテゴリーを含めている状態でカテゴリーの設定を変えるってことは、その記事のアドレス(URL)が変わることになるのです。
Google様の検索結果に載っているあなたの記事のアドレスはカテゴリー構造変更前のものですから、そこからアクセスしようとしてもアドレスが変わってしまっているために、ページが見つからない(404エラー)となるのは当たり前のことですよね。
引っ越ししたのに、郵便局に転居届を出していないのと同じような状態です。
当然Google神からは「おいおい、ページが存在しないぜ?」と嵐のようにエラーを吐かれ、新しいアドレスをインデックスしてもらうまで悪夢が続くことになります。
SEOの観点でも好ましい状態ではありませんね。
検索流入に影響を与えにくい構造にしておこう
じゃあ、気軽にカテゴリーの整理はできないのかというと、僕はちょいちょい変えたりしています。
言ってることが違うじゃん!
要は、カテゴリーがパーマリンク構造に含まれてなければ起こりえない問題なんだよ。
そう、パーマリンクにカテゴリーが含まれていない=カテゴリーを変えてもアドレス(URL)は変わらないということになりますよね。
カテゴリー(タグなども)のような変更される可能性のあるものを含めないパーマリンク設定にしてあげることで、構造変更による影響の少ない強いアドレスになるのです。
これならカテゴリー構造を変えたい放題!
そっちの方が自由度高くてよさそう!さっそくパーマリンク構造からカテゴリーを取っちゃおうかな。
ちょっと待てい!!
パーマリンク構造そのものを変更するというのは、ブログ内の全てのコンテンツのアドレスが変わってしまうということ。
気軽に変更してはいけません!
でも今のままにするのもイヤだし……。
ちゃんと安全に変える方法を教えるから大丈夫。
パーマリンク設定を変更したい時は
さて、パーマリンク構造を触ってしまうと全てのアドレスが変わる。
そんなキケンなもの、どうしたらいいのかという話ですが。
またまた引っ越しで例えると、”新しい住所で郵便物を受け取りたいなら転居届を出す”だけですよね。
ブログも同じで、古い住所(構造変更前のアドレス)あてに訪れた検索アクセスを、新しい住所(構造変更後のアドレス)に誘導(リダイレクト)することができます。
転居届を出す(リダイレクトさせる)方法はこちらの記事で紹介していますので、参考にして下さい!
さいごに
パーマリンク構造にカテゴリーを含めるリスク、なんとなくわかって頂けたでしょうか?
もちろん、「最初からカテゴリーの構造をしっかりと設計して、後からは絶対に変えないよ!」とか、「404でもまたインデックスされるまで待ったらええんじゃろ」なんて方もいらっしゃるのでしょうけど……。
ぶっちゃけパーマリンク構造はWordPressのデフォルトの設定のままで問題ないです。(デフォルトは多分投稿スラッグになっているはず)
僕がブログ始めたての頃「ああ、やっちゃったなぁ。」と思った経験から、共有できればと思って記事にしました。