【MHW】漢は黙ってガンランス!歴戦のガンサーがガンランスについて語ってみた

今作MHWはモンスターハンターシリーズの中でも異彩を放っていますが、注目されがちな美麗グラフィックやなんちゃってオープンワールド以外にも、システム面でかなりの調整がなされています。

もちろん武器のシステムも例外ではなく、新武器種こそありませんでしたが、それぞれの武器種にかなりのテコ入れが入りました。

さて、今回紹介したい武器はガンランス。
カプコン神の慈悲を一身に受け、今作めでたく強武器の仲間入りを果たした浪漫あふれる素敵な武器です。

ガンランスってどんな武器?

初出はPS2のモンスターハンター2(dos)。

  • ランスと共に、全ての武器種の中でも群を抜いて高い鉄壁のガード
  • 多彩なモーションによる攻撃スタイルの多さ
  • モンスターのどこに当てても確実にダメージの入る砲撃

これらの要素を兼ね備え、一見すると完璧すぎるチート武器なのではないか、ゲームバランスが崩壊するのではないか、と心配するレベルの衝撃でした。

中二病ホイホイ

当時のキャッチコピーは

撃ち砕き、突き崩し、弾き返す。

計算されつくしたその布陣に死角はない

出典:MH2公式HP

カプコンもなかなかハジケてましたね。

はるしか

うっひょーーーカッコイイィィィィ!!!!1

よめねこ

・・・。

中二病を患うハンターにとってはまさに夢の武器。

当時中二病をこじらせていた僕(高1)も例外なく飛びつき、発売までの間は近所のゲームショップでMH2パンフレットを回収し、それを眺めては鼻血を吹き出す毎日を過ごしていたほどです。

その名前からは弾丸の発砲機構を備えたランスを想像しがちですが、実際は某RPGに登場するガンブレードの親戚みたいなもので、先端から爆風がちょろっと出るくらいの代物です。
たまに遠くから撃ってる人いるけど、遠距離攻撃じゃないから注意してね!

特別感ただよう必殺技

ガンランス最大の特徴は、なんといっても浪漫溢れる必殺技「竜撃砲」。

飛竜種のブレス機構を参考にして組み込まれたというこの必殺技はまさに人類の英知、最先端の技術の粋と言えましょう。

発射までの長い溜め時間発射後の硬直ダメージ効率が良いとも言えないうえに吹き飛ぶ仲間たち……それでも撃ちたくなる程の圧倒的浪漫。
マルチプレイ時は周りに人がいない事を十分確認してから撃つように!

なんと、登場時のモンスターハンター2でド派手な必殺技を持っていたのはガンランスだけでした。
現在では色々な武器が派手な必殺技を会得しましたね。

このあたりも「浪漫武器」と呼ばれる所以ではないでしょうか。

現実は非情である

さて、全国の痛いハンターさんたちに期待され、満を持して登場したガンランスでしたが、その性能は理想とはかけ離れたものでした。

突き攻撃は斬属性(当時のランスは打撃属性も含まれていた)で弾かれやすく、砲撃の切れ味消費も激しい。
極めつけは必殺技であるはずの竜撃砲がメチャクチャ弱い
フルヒットでも雑魚が死ぬか死なないかくらいのダメージしか入らない。

ガンランスの長所と思われた要素はことごとく欠点に変わり、扱いの難しさも相まって一部の物好きだけにしか使われないような悲劇の武器になってしまいました。

でも残念な武器ほど愛着がわくもので、使いこなしてやりたいという気持ちが固まるのにそう時間はかかりませんでしたよ。

シリーズごとのガンランスの変遷

MH2

調整不足が目立ち、圧倒的火力不足。
一部の変態愛好家にしか使われない残念武器の地位を不動のものに。

MHP2

スキル【砲術王】が登場。
モーション値や砲撃の威力がやや見直されるも、依然として火力を出すのは難しい。

MHP2G

砲モロコシ(砲撃Lv5)+砲術王の組み合わせで砲撃のみの立ち回りがお手軽でそこそこ強いとプチブームに。

MH3

リストラ。悲しい。シリーズで唯一ソフト買わなかった。

MHP3

叩きつけとクイックリロード、フルバーストなどをひっさげて再登場。
水平突きの3回目が叩きつけになった為、安定したダメージを入れていくよりも一撃必殺の性格が強くなった。
ガード関連で致命的なバグがあり、悪用するユーザーが後を絶たなかった。

MH3G

みんなのトラウマ”水中戦”で意外な活躍。
なぜか地上より機敏に動ける不思議な調整。

MH4

発掘武器システムの影響で、上位にもかかわらずG級クラスの砲撃Lvの武器が入手できたため、砲撃オンリーの戦い方が流行。
(主に使われた拡散型の範囲が激広だったのもあり、パーティプレイでは迷惑この上ない存在に)

MH4GG級解禁で攻撃力も底上げされ、砲撃オンリー戦法で参入してきた層が他武器へ流れる。
MHX

砲撃するほど火力が上がるヒートゲージシステムの登場で、逆に砲撃しないと過去作より火力が出ないなど、扱いの難しさに拍車がかかる。

MHXX

ブレイヴスタイルにて、クイックリロード中にガードポイント発生というMHP3時代のバグに近いものが公式で実装される。
このぬるま湯に浸かったがために次回作で苦労したガンランサーは僕だけではないはず。

MHWにおけるガンランス

色々と残念な過去をもったガンランスですが、今作MHWでは比較的優遇された武器として一定の人気を博しています。

MH:Wの人気武器ランキングを作ってみた【2018.3.27】

連携も大幅に変更され、過去作のガンランスとは似て非なるものへと昇華しました。

主要な変更点は以下の通り。

  • ヒートゲージの撤廃
  • クイックリロードで全装填されるように
  • 薙ぎ払いモーション追加
  • 前方ステップ追加
  • 竜抗砲追加
  • 前方突きが3連続で出せるように(MHP2G以前の仕様に戻った)
  • ステップが2連続で出せるように
  • 途切れることのない連携が可能に
  • 溜め砲撃や竜撃砲を照準モードで方向指定できるように

この他にも溜め砲撃・竜撃砲などの威力補正が変更されたり等、細々とした変更点を入れると相当な情報量になってしまうので割愛します。

特に大きかったのは、前方ステップの追加と連携分岐の大幅な改善ではないでしょうか。

これらによって機動力も上がり、「扱いづらい浪漫武器」から「実用的な強武器」へ進化したように感じます。

僕ももう、過去作のガンランスをまともに扱える自信はありません(笑)

ガンランスならではの「多彩な戦闘スタイル」

MHWにおけるガンランスの立ち回りは大きく分けて3種類。
好みのスタイルで戦える、これもガンランスの魅力のひとつですね。

スタイリッシュにカッコいい・突きガンス

きっとカプンコさんが想定していた”ガンランスらしい”戦い方、突き主体の立ち回りです。

砲撃を繋ぎに連続突きを連携していくカッコいい戦法。
YouTubeなどで見るとやたら映えるので、やってみたくなるけどクソ難しいです。

砲撃はもっぱらコンボの繋ぎ専用か、人によってはほぼ使わないなんてことも。
ランスでよくね?って言われがちな戦闘スタイルでもありますが、ランスとは似て非なるものですよ!

MHWに限らず、モーション値の絡みでダメージ効率が微妙だったりする作品が多いので、野良とかではなかなかこのスタイルで立ち回る人を見る機会はないかもしれません。

ロマン爆発・砲撃ガンス

「砲術」系のスキルを組んで、砲撃の火力を最大限上げて戦うスタイルです。

こちらは前述の突き主体とは反対で、ほとんどの場合砲撃のみでモンスターの体力を削っていきます。

ボタンを押した瞬間にダメージ判定があり、かつガードに移行できるまでの硬直が短いので非常に戦いやすい戦法でもありますね。

必須スキルの少なさやディレイなどを考えなくても済むシンプルな操作性、さらには肉質無視の固定ダメージという砲撃の特性から、初心者に人気が高いように思います。

MH4やMHP2Gでは優れたDPSを兼ね備えていたため、タイムアタック動画はこのスタイルで行われることがほとんどでした。

MHWでは、砲撃の連携に突きを一回だけ挟んでDPSの向上を狙った通称「チクボン」スタイルが狩王決定戦でも多用されていましたね。

MHWの生んだモーション値の暴力・薙ぎガンス

MHWから新規に追加されたモーション「薙ぎ払い」を主体にモーション値の高い攻撃を叩き込んでいく戦闘スタイルです。

大抵の場合、

叩きつけ⇨薙ぎ払い⇨クイックリロード⇨叩きつけ⇨以下省略

なんてループで運用されています。

大技の連続ですが、逆に隙が少なく広範囲に効率よく高ダメージを与え続けることができるので、MHWのガンランスタイムアタック動画では「不動の装衣」を使ってこのスタイルで攻めていくものが多いですね。

お手軽で最強のDPSを誇りますが、マルチではパーティメンバーを転ばせてしまったりしやすいので注意が必要です。

オススメの戦闘スタイル

多彩な運用方法がありますが、どんなスタイルで戦うのがいいのでしょうか?

基本的に好きなスタイルでいいと思いますが、迷っている方は「自分が何を重視しているか」を明確にすると自分にぴったりなスタイルが見えてきますよ。

効率よく狩りがしたい!

MHWで効率的なプレイを求めているなら、薙ぎ払い主体のスタイルがオススメ。

武器によっては突き⇨砲撃⇨突き⇨砲撃のチクボンスタイルがDPS的に勝ることもありますが、一般的な「剣士」としての効率を求めるならコチラです。

圧倒的なDPSで、慣れてしまえば事故率も低い、しかも実のところ切れ味ゲージも消費が緩いなどメリットしかありません。

ただしマルチで運用する際は、転ばせないよう味方の立ち位置に気をつけて下さいね。

気遣いできる薙ぎガンサーになれれば彼女ができます。

時間がかかってもいいから確実に狩りたい

効率はそこまで重視しない、でも狩りは失敗したくない。
そんなあなたは砲撃主体のスタイルがいいでしょう。

覚えるべき操作が一番少なく済み、必須スキルの少なさから生存スキルも盛りやすく、隙もとても少ないのが砲撃主体の戦い方。

慣れないモンスターにでも「とりあえず勝てる」堅い狩りが楽しめるでしょう。

堅実な立ち回りを極めれば彼女ができます。

スタイリッシュに魅せたい!

YouTubeのような動画サイトや配信プレイで映える「魅せる狩り」がしたいのなら、突き主体のスタイルがオススメです。

モンスターの攻撃をステップやガードで防ぎながら、ピンポイントに弱点を突いていく。

柔軟にモーションを選び、モンスターの行動パターンや弱点を熟知しないと華麗に立ち回るのは難しいですが、その分カッコ良さは段違いですよ。

舞うようにモンスターを蹂躙できれば彼女ができます。

ガンランスにはこんなスキルがオススメ

ガンランスは通常の剣士用スキルだけでなく、砲術系や装填数系など、適用されるスキルが数多くあります。

ガンランスの運用方法によって、これらのスキルの組み合わせ方は大きく変わっていきます。

では、どのようなスキルを重点的に発動させていけばいいのでしょうか?
基本的なスキルのオススメ度を表にしてみました。

スキル突きガンス砲撃ガンス薙ぎガンス
攻撃系スキル
攻撃
無属性攻撃強化×
各種属性攻撃強化×
業物
砲術×
装填数×
回避距離×
生存系スキル
ガード性能
回避性能×
スタミナ系××

表を見ての通り、突きガンスは盛り込みたいスキルがとても多いですね。

相手や状況に応じて必要なスキルが変わってくるので、とても悩ましいです。
モンスターごとに一番しっくりくるスキル構成でマイセットを登録しておくといいですね。

それと比べ、砲撃主体の戦闘スタイルは欲しいスキルが少なめです。
その分余裕があるので、生存系や補助系スキルに振るのもいいでしょう。

初期の頃は砲術の珠が手に入りにくいので、防具の組み合わせを考えることが大切です。

薙ぎガンスは剣士系スキルを持っておけば大丈夫。
比較的初期の段階から有用なスキル構成の装備が組めるので、序盤から終盤の効率プレイまで大きく変化することはないでしょう。

さいごに

まだまだ語りたい事はたくさんありますが、あまりにも長くなってしまうので一旦区切りますね。

中二病時代の僕の心を鷲掴みにしてから十数年、ずっと変わらず愛し続けてきたガンランス。
シリーズを重ねるごとに改良され、ようやく実用的になってきたことを嬉しく思う反面、いわゆる「効率厨」が蔓延してしまう事を心配したりもしていました。

せっかくたくさんの人に使ってもらえるようになるのなら、愛を持って触れてほしいですよね!
(カリピストの皆さんには気持ちをわかってもらえるハズ……)

そんな気持ちから、この記事を書いてみました。

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